虫歯治療

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虫歯治療

虫歯とは

虫歯の原因

歯を失う原因の第1位は歯周病で、第2位が虫歯になります。虫歯は取り除かなければ治ることはなく、取った部分には金属やセラミックの詰め物などで補います。痛みがないからとそのままにしておくと、どんどん歯がなくなっていき、最終的には抜歯になってしまいます。

虫歯の原因

虫歯の原因は『虫歯菌(主にミュータンス菌)』という細菌で、細菌感染です。この細菌が集合すると、食べ物の糖を分解して、その排出物として酸がでます。この酸で歯が溶けて虫歯になっていきます。

痛みに対する配慮

痛みに対する配慮
カウンセリング

過去の治療の中で痛みを伴ったものや、つらかったことなど、歯医者が苦手になった理由や、不安に思っていること含め、治療前にまずお話しをお伺い致します。また、治療内容の確認や、治療時はお声かけしながら、処置を進めていきます。

針麻酔の前に表面麻酔を使用

麻酔の苦手な理由の1つに注射針による刺入時の痛みがあります。その痛みを和らげる為、麻酔使用時には表面麻酔を使用し、できるだけ痛みを軽減させます。

超極細の注射針

注射針はいくつか直径の種類がありますが、超極細針(35ゲージ)を使用します。径の細いものを使用することで、刺入時の痛みを緩和致します。

麻酔の打ち方の工夫

麻酔注入時も2回に分け、1回目で浅く広く効くように少し時間を置き、その後2回目で深部に到達するよう麻酔薬を注入していきます。

歯の構造について

歯の構造について

虫歯の進行具合で段階が分けられ、それぞれの段階で処置が異なります。そもそもの歯の構造と虫歯についてざっくりお話します。

歯は大きく2つに分けることができ、頭の部分と根の部分です。頭の部分は、普段歯を磨いてる部分でお口の中で見えている部分になります。根の部分は周りに歯を支える骨で囲まれていて、そのてっぺんは頭と根の境の少し下になります。その上に歯肉がのっている状態になります。ですのね、歯の根は通常お口の中では見えません。

歯の内部には1つの部屋があり、根の先には本当に小さい穴が開いており、そこから神経や血管が入り込みこの部屋は満たされています。これを歯髄といいます。『虫歯になると神経をとらないといけない』なんてことを耳にしたことはあると思いますが、それにあたります。次に組織の話をします。

歯の頭の部分の一番外側は、人間の体の中で一番固い組織であるエナメル質で覆われています。その内側は象牙質(骨と同じくらいの硬さ)という、エナメル質より少し柔らかい組織になります。また、神経の部屋からは外側へ向かって細い管(象牙細管)を出していて象牙質にはこの管が無数にあります。これがざっくりとした歯の構造です。

虫歯治療の段階

  1. C0:初期の虫歯 歯の表面が白濁したもの。色の変化も少なく痛みを伴わない為、気づきにくいです。この段階では歯を削ったりせず、歯ブラシ指導や、フッ素塗布で再石灰化をはかります。定期健診で早期発見し、衛生士によるプロフェッショナルケアで予防管理していきます。 C0
  2. C1:エナメル質内の虫歯 エナメル質に小さい穴があいた状態ですが痛みを感じないことが多いです。黒や茶色など変色することがあり、見た目の変化で気づくことがあるかもしれません。虫歯のみを削り、コンポジットレジン(CR)充填して治療します。 C1
  3. C2:象牙質に達した虫歯 この段階になると冷たいものや甘いものなど、外からの刺激が加わると、しみる等の痛みや、舌で触ったりしても穴が開いていたり、欠けていたりと、自覚症状として現れます。虫歯部分を削り、CR充填や金属やセラミック等を使った詰め物などで治療します。 C2
  4. C3:歯髄(神経)に達した虫歯 温かいものでしみたり、何もしてなくてもズキズキとした痛みを伴います。この状態では神経を取る、いわゆる根の治療(根管治療)が必要となります。その後は残った歯を利用して土台を造り、被せ物で治療していきます。(※ケースによっては、専用の薬剤を使用し、神経を温存する処置を行える場合もあります。) C3
  5. C4:歯質が失われた虫歯 歯の頭の部分はほぼなくなり、根の部分が残っている状態です。ここまでになると神経は死んでしまい、痛みを伴わないことが多く、抜歯での治療になることが多いです。(※ケースによっては、歯冠延長手術、矯正的挺出、にて抜歯を回避できるものもあります。) C4

● 虫歯の予防法
虫歯の原因は虫歯菌が集合するプラーク(歯垢)を失くすことが、一番の予防になります。このプラークは物理的に除去しないととれません。ご自身のセルフケアとプロフェッショナルケアで、予防と、治療後の再発防止をしていきます。

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